片想いの愉しみ

あの人今どこで何してるのかなー。

ちょっとでもわたしのこと、思い出してくれてたらいいのにな。

 

次はいつ会えるかなー。

あの人に触れたら、あの人に触れられたら、どんな感じだろう。

セックスするとき、どんな顔するんだろう。どんな声出すんだろう。

 

片想いは妄想してる間がいちばん愉しい。

それが初めて現実になった瞬間は、その興奮度と喜びで感覚が100倍ぐらいになるけど、回を重ねるごとにテンションは下がり、「何か、思ってたほどでもないよなー」みたいな失礼な感想が出てきたりする。

 

そこから関係が深まるごとに、どこかつまらない感覚は馴れ親しんだ愛着に変わり、一緒にいることが当然である平穏さや、まだ見ぬ一面を発見する喜びなんかが出てくるのもまた愉しい。

 

…が、妙なウキウキ感は片想いだからこそ味わえる妙味。

妄想フィルターで相手を見ていられるからこそ、愉しくて愉しくて仕方のない時間。

 

叶うかどうかより、そんな風にウキウキさせてもらえる体験こそが貴重。

片想いにウキウキする毎日、ほぼ2年ぶり。愉しい。

ブラック企業で働くと決めた

ブラック企業ブラック企業というけど、よっぽど余裕のある会社を除き、今ある企業のほとんどがブラック企業なんじゃないだろうか。

 

というのはさておき、来月からブラック企業(と、社員が愚痴る会社)で働くことにした。

働くと決めたきっかけは御多分に漏れず男だというのはここだけの話。

この人がいなければ、この人が声をかけてくれたのでなければ、わたしはここで働こうとはつゆほどにも思わなかったんだろうな。

 

大体、どこでどんな仕事をしようが今さらどうでもいい。

何をするかより、誰とするかの方がよっぽど大事。

あとは職場の雰囲気が良ければ、何時間だって働ける。

 

就職して間もない若者たちは、思うように休みが取れないことや有休をまるで消化できないこと、給料が安いこと、先が見えないことなどで「この会社で働き続けるって正直どうなんだろう」と思うようだ。

まったくもってその通りだと思う。

給料は同じくらいでも、きちんと休みを取れる職場もあれば、有休だって使い放題の職場もあるだろう。行けるところがあるうちは、何度でも転職して、自分の希望通りの職場も探すのだって全然ありだ。

わたしだって何度も職場を変わって、金銭面の交渉をして、雰囲気が気に入らなければ辞めて、を散々繰り返してきたんだから、「まったく最近の若者は」なんて、口が裂けても言えないよ。

 

そうやって散々わがまま放題やり尽くして、行ける場所もぼちぼち限られてきて、そうは言っても声をかけてくれる人もいて、なんて状態になった今は、目の前にあることをひたすらやるだけって感じ。

休みなんかあってもなくてもいい。

今目の前にある「やること」をどれだけ完成度高くできるか。

それに毎日チャレンジするだけ。

 

見ようによっては変わり映えのしない毎日、つまらない仕事だよ。

ちょっと前なら「こんな仕事してられっかよ」と、はなから選択肢になかったような仕事さ。

 

でもね、そうした仕事がわたしたちの生活を支えている。

つまらねえ、単調だと感じるそのことが、わたしたちの命を支えている。

 

人間が生きるにあたって欠かせないことを担っているという感覚が、どれだけ自分の「生きる価値」を支えてくれるのかをようやく実感できた今、この仕事に本格的に取り組めることが楽しみで仕方がない。

 

「ああ、生きてる!」って感覚がほしい。

それだけを追い求めて、あえて山あり谷ありな人生を送ってきた気もするけれど、生きてるって実感なんか、目の前でハプニングが起きようが起きるまいが、自分の中でいつだってしっかりと感じられるものなんだ。

自分の外へ探し求めていくような類のもんじゃない。

 

どんなときだって、目の前にあるそのものことが、自分にとっては最高で、自分が心から求めるものだと気付いたら、もうSomething Goodはいらない。

だからこそ、ブラックだろうが何だろうが、わたしが働くと決めたこの仕事が、今のわたしにとっては最高の仕事なんだろうね。

 

人のうわさや情報ももちろん大切だけど、最後の最後に信じたいのは、自分の感覚。

それだけ。

で、でたーw付き合う男で人生変え奴www

って、ベタなネットスラング使いたくなるくらい、付き合う男で人生の大きな決断ぜーんぶ決めてきた人!はーい(^O^)/

みたいな人生。

 

好きな男の好きなものを好きになり、好きな男が生まれた町に住み、好きな男がやってる仕事につく。

これでさ、人生めちゃくちゃ広がった気がするのね。

今現在誰かと一緒にどうこうってわけじゃないけど、これまで関わってきた人たち(特に深くお付き合いしてきた男性たち)には本当に感謝してる。

わたしの人生、楽しいこと満載にしてくれて、いろんなこと教えてくれて、いろんな経験させてくれた人たち。

わたしの人生の経験値を大幅にアップさせる手助けをしてくれた人たちだからね。

 

でもさー、そういう人たちから離れて、そもそも自分自身が本当にやりたいことって何?

みたいなことを考え出したら、正直なんにも思いつかないわけさ。

 

本も音楽も映画も好きだけど、○○最高!みたいにのめり込むほど好きかって言われると、いやー、そこまででも、みたいな。

ゲームだって何日か夢中でやって、ふとさめて飽きて消す。

旅行とか山登り、何かのイベントに繰り出すのもそれはそれで楽しいけど、じゃあ次また絶対参戦したいかと言われたら、うーん…っていう。

 

特に趣味らしい趣味があるわけでもなく、休みの日は何もせずに寝っ転がって日がな一日ネットサーフィンしたり、怠惰に過ごすばっかり。

将来の夢もなく、なりたい理想の姿もなく、ってなったら、正直な話、今って仕事くらいしかすることないわけ。

結婚もしたし子どもも生んだがいまや家庭から離れぼっちで暮らす身としては、本当、自分の人生これから死ぬまでどうやって時間使おうかねって話なんだよね。

 

世間の人たちがちゃんとやってることなのに、なんで自分はちゃんとできないんだろう?と真面目に悩んだ時期もあったけど、それで自分を矯正できるんだったら今こうはなってないだろっていう。

人から見れば「はい人生詰んだwww」レベルの人間なのかもしれないけど、そもそも盤上に玉がいないから詰みようがないって感じなのかな。

 

こんなどうしようもない人間でも、根っから極悪人でもなく、意外といいやつだったりするっていうのを知ってるから(笑:何せ自分のことだし)、世間のどんな人たちと関わっても、比較的ラブ&ピースな感じで過ごせるっていうのが、今のわたしの最大の長所なのかもしれない。

 

これから死ぬまでの間も、自分の中から何かこれってものが湧きださない限りは、周りにいる人や好きな男、付き合う男でどんどん人生変えていこうと思うよね(笑:全然懲りてない)。

 

最初に影響を受けたきっかけが自分以外の誰かだったにせよ、その選択をし、その結果を受け入れるのは自分だからね。

そしてその選択にも結果にも後悔はない。

この異常なまでの思い切りの良さを大切に、これからも生きていこうと思うよ。

こんなパートナーと一緒にいたい

彼氏彼女とか、夫婦とかでなくてもいいから、お互いのことを心底理解しあってて、相手のすべてを無条件に信頼している、そんな風に繋がれる人とパートナーシップを結びたい。

(もちろん彼氏彼女や夫婦になってもいいけれども)

 

自分の理解を超えることさえ、裏切りや失望ではなく、そのことが相手をその人たらしめているのだと受け入れたい。

それでもこの人と絆を結んでいたいのだと思える人と関わりあいたい。

 

相手が結婚していたり、他に大事な人がいたって別にいいと思うんだ。

その人と深く関わり合えるところって、ひとりひとり、まったく別の側面だろうと思うから。

 

これって別に男女関係なくできることではあるんだけども、わたしはここに男女の肉体関係も欲しいから、今のところは相手は男性になるんだろうな。

でもいつか、女性でもいい日が来るような気もしている。

今好きな人の好きなところ

顔は正直好きでも嫌いでもない。

スタイルがいいわけでも、背が高いわけでもない。

喋りが上手なわけでもない。

 

でも、すごくいろんなものがよく見えている、感じている人なんだなというところに、とっても魅力を感じる。

我慢すると窮屈になるから、主張したいことはしっかり主張していいんだよと言ってくれるのも、嬉しい。

細かいこと、あんまり気にしすぎるなよって笑ってくれるのも、嬉しい。

これまでわたしが知らなかったことを、いっぱいいっぱい教えてくれるから、この人本当すごいなって思う。

かっこつけるわけでもなく、自分のダメなところを包み隠さず話せるところが逆にかっこいい。

面倒くさがりなところもあるけど、仕事に対しては、どこを丁寧にするのがいいか、どうやれば効率が良くなるのか、どんな心がけで仕事をすればいいか、きちんと伝えてくれるところも、好き。

話すの下手なくせに、一生懸命伝えようとしてくれるところも好き。

 

まあ、仕事のときにはそうでも、プライベートではただのダメ男っていうのはあるあるなんだけど…でも仕事のときにかっこいい男ってやっぱりたまらん。

いい。好き。

働きたくないモード

いろいろあって、8月後半の仕事がなくなり、時間がぽっかり空いてしまった。

ここ2ヶ月ほど頭おかしいぐらい動きすぎたせいか、働きたくないモード突入。

 

今週は月、金が休み。

あとは風俗が2日、昼の仕事が2日、借金を返すための仕事が1日。

って書いたら、普通に週休2日でウケる。

世間ではこれが普通の労働時間じゃないか。

 

ここ2ヶ月は昼、夜と仕事を詰め込み、帰宅して3時間ほど仮眠してまた昼の仕事。

昼の仕事から帰ったらすぐさま準備して夜の仕事。

仕事がない日はお出かけと、ビックリするほど働いたし、動いた。

今これだけ動きたくない、働きたくないってなるのも当然かなって感じ。

 

わたしの場合、働いた分だけ使ってるからお金はないし、むしろマイナスっていうのは全然納得してるんだけど、そりゃワーキングプアも出てくるわって実感する。

これだけ掛け持ちして働いても「まあ、これくらいか」って感じだもん。

 

これだけ働いても、都会で独り暮らしとかかなり限界、節約モードでないと無理だよ。

正社員で働いたって額面からかなり差っ引かれるだろうし、非正規ならそれはそれでキツい。

 

まっとうな道から一度ドロップアウトしてしまうと、元の道に戻りたくたってもう戻れないよって人も多いんだろうな。

そりゃ働きたくないとか、もう死んでしまいたいって気持ちになるのもわかる。

 

わたしだって一体ぜんたい、なんでこんなことになっちまったかなと思うこと、あるもん。

全部自業自得なんだけどさ。

 

今はただただ、働きたくないモードを満喫しようかね。

一旦あげたもんにごちゃごちゃ言うくらいなら最初からあげるなよって話

某所で行われていたプレゼント企画。

プレゼントしてもらえるものが、以前からずっと欲しい欲しいとアピールしてたものだったので迷わず応募、そして落選。

落選して非常に残念だというメッセージを主催者に送ったところ、そこまで言うならあげるよと言われて別枠でプレゼントしてもらえることに。

 

そのこと自体はすごく嬉しかったし、めちゃありがたいなと思って、主催者に対してきちんとお礼も伝えたんだけど、先日そのプレゼントが届いて、同封されてたメッセージを見てげんなり。

「これで使わなかったら怒るよ(笑)」みたいなことが書かれてて、「え?何それ?」みたいな。

 

欲しかった、残念だと伝えたらあげるよって言われたから遠慮なく受け取ったのに、使わなかったら怒るよって一体どういうことなんだ。

一旦プレゼントしたものって、手を離れたらあとは相手次第なんじゃないのかね。

 

プレゼントした!喜んだもらえた!嬉しかった!って感じたら、あとは相手がそのプレゼント即ゴミ箱に捨ててようが何しようが、こちらの気持ちには何の関係もないんじゃないかと思うんだけど。

(もちろん即捨てられたことを知ったら残念さやちょっとした悲しさはあるけど、プレゼントできたんだって喜びに変わりはないと個人的には思う)

 

本来ならもらえないものをあげたんだから、使わなかったら怒るぞこの野郎!

みたいな恩着せがましさを感じて、そんなんだったら別に無理にプレゼントしてもらわなくて良かったんだけど!みたいな。

 

プレゼントしてもらえたものは素晴らしく素敵なものだったがゆえに、そのメッセージに本気で萎えたっていうか。

どれだけ取り繕っても、こういうとこに本音が出るんだなって感じた。

 

だからこそ、自分が誰かに対して何かしてあげるとか、モノをあげるとかってときは、心からそうしたい、そうできるだけで嬉しいんだって思えるときしかしないでおこう、無理して相手に与えようとするのをやめよう。

できた、嬉しかった、終わり。

あげた、嬉しかった、終わり。

それがいいや。